ぎっくり腰注意報発令中!!!【年末年始のぎっくり腰の原因と対策】

こんにちは!

院長の平野です。^ ^

いよいよ今年も最後の月ですね!
今月はクリスマスや忘年会、大掃除、年賀状作成、お正月の準備など大忙しの月ですね。

そしてこの年末年始に急増するのが“ぎっくり腰”です。
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ぎっくり腰は急増する特異的なシーズンがあり、当院でもぎっくり腰の患者さんが1人来院したら、その数日以内に4〜5人が立て続けにご来院されます。

その特異的なシーズンとは冬から春、夏から秋などのように「気候の安定期から変動期に変化する時期」と「年末年始」です。

「変化する時期」のぎっくり腰に関しては、またその時期にお話しするとして、
今回は特に「年末年始のぎっくり腰」についてお話ししたいと思います。

(目次)
1.ぎっくり腰とは
2.ぎっくり腰の原因
3.年末年始のぎっくり腰の特徴
4.ぎっくり腰になってしまったら
5.当院のぎっくり腰の施術
6.院長おススメのぎっくり腰対策グッズ
7.まとめ

1.ぎっくり腰とは

正式名称は急性腰痛症と言い、「ぎっくり腰」はその俗称です。

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急性腰痛症
(きゅうせい ようつうしょう)は、腰部に突然疼痛が走る疾患で、関節捻挫・筋肉の損傷・筋膜性炎症などの症状をいう。
日本語一般には、この病態、すなわち、重い物を持ち上げようとした時などに急に激しい腰痛が起こって立っていることさえ困難になる状態を、「ぎっくり腰(ぎっくりごし)」の通称をもって表す。
また、地方によっては「びっくり腰」ともいう。
ドイツ語では、中世より “Hexenschuß (Hexenschuss)(日本語音写例:へクセンシュス)” と呼ばれており、日本語にはこれを意訳した「魔女の一撃(まじょのいちげき)」もある。
出典:Wikipediaより

・後ろから呼ばれてちょっと振り向いた瞬間に『あっ!!!』
・下に落ちた手袋を拾おうとかがんだら『うっ!!!』
・ダンボール箱を持った拍子に『ギクッ!!!』

といったようなホントに些細な事で発症し、ひどい場合、激痛でそこから一歩も身動きが出来ず、トイレにも行けない程です。

2.ぎっくり腰の原因

・筋・筋膜の原因…大雑把に言うと腰の筋肉を違えたり、肉離れや強くつった様な状態による急性腰痛。
・骨格の原因…背骨(腰椎、椎間板、椎間関節)の捻挫や骨盤(仙腸関節)性腰痛。

また、そうなってしまう根本原因には「肥満」「筋力不足」「柔軟性低下」「日常動作のクセ」「不良姿勢」等により腰の一部分に過度の負荷がかかったり、血流障害、神経圧迫が発生することが挙げられます。
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上記以外にも「腰椎椎間板ヘルニア」「腰椎圧迫骨折」や「生理痛」「胃潰瘍」「がん」などの内臓の問題によっても急性腰痛が発症する事も有ります。
また、原因を特定できない腰痛を非特異的腰痛と呼ぶことがあり、「ストレス」の影響によるものと思われます。

3.年末年始のぎっくり腰の特徴

次に年末年始特有のぎっくり腰の特徴です。

キーワードは「冷え」「あせり」「疲労」「暴飲暴食」です。
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例えば…
「急に寒くなってきて、肩をすぼめて歩いたり座ったりしていた。。。」

「ごちそう続きで暴飲暴食により急激に太ってしまった。。。」

「寒さで外に出るのがおっくうになり、運動不足気味だった。。。」

「忘年会で座っている時間が長く、腰が疲れると感じることが多かった。。。」

「大掃除での掃除機・雑巾がけなどで、屈む姿勢が多かった。。。」

「年賀状作成でパソコンや手書きの為に長時間座りっぱなしの状態だった。。。」

「今年中に終わらせなければならない仕事で忙しく、ストレスを感じることが多かった。。。」

年末年始は上記のような状態により「血流障害」「腰への負担の増加」「心的ストレスの増加」「自然治癒力の低下」を招き、その結果ぎっくり腰の発症が増えるのです。

4.ぎっくり腰になってしまったら

【発症直後】
むやみに動かず、まずは最も楽な姿勢でゆっくりと深呼吸を繰り返しましょう
→しばらく繰り返していると、それだけで痛みが落ち着いて来る事があります。
→少し動けるようになったら今度はゆっくりと正座をし、ここでも深呼吸を繰り返します。
個人差はありますが、過度に緊張した筋肉が緩み、楽になることがあります。
(ただし無理はしない事)

応急処置として、市販の鎮痛薬(ロキソニン、バファリン、セデス等)を飲んだり、患部の冷却(氷のう、アイスノン等)をしたり、腰のコルセットで固定する等でも楽になることが多いです。

[寝る姿勢]
(仰向けの場合)ひざ下にクッションや丸めた毛布等を入れて膝を90度に曲げた状態で寝る。

(横向きの場合)左右どちらか痛い方を上にして横になる→体を楽な角度に丸めた状態にする。→横から見て背骨が一直線になるように枕の高さを調節。
股の間にクッション等を挟む。
代わりに抱き枕を使用するのもおススメです。
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【発症から数日後】
痛みが軽減し、少し動けるようになったら無理の無い範囲でストレッチや体操をして、徐々に日常の動作に近づけていきましょう。
コルセットは、とりあえず装着したままで運動してみましょう。
(ただし、ずっと装着していると筋力低下を招くため、いずれは外し体幹筋を鍛え、自分の筋肉でコルセットを作りましょう!)

YouTubeで【腰のストレッチ】動画を配信中。できる種目から始めてみて下さい。
(タップorクリックしてくださいね↓)

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また、腰部の熱感がなければ入浴もしてみましょう。気持ち良ければそのまま温めても良いです。

【10日~1か月後】
以上を行いながら徐々にリハビリを行うと正常であれば10日~1か月程で発症前の日常生活に戻っていくと思います。
ただし、根本治癒の為にはその日常生活の動作自体を改善する必要がありますので予防はずっと続くと思ってください。

YouTubeで【体幹トレーニング】動画を配信中。できる種目から始めてみて下さい。
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YouTubeで【カラダ改善エクササイズ】動画を配信中。できる種目から始めてみて下さい。
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予防=正しい日常動作です!

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※発症時の恐怖が忘れられず、ずっと安静にしていたという方がいらっしゃいます。
しかし世界の様々な医療機関の研究結果から「ギックリ腰は、動けないほどの激痛である場合を除き、安静にしていることは症状を長引かせることがほとんど」との事が分かっています。

※上記方法が有効なのは骨や神経などに異常がない場合のみです。もし足のしびれや爪先が動かないなどの症状が出現した場合は、神経の障害が強く疑われます。できるだけ早く医療機関にかかりましょう。

5.当院のぎっくり腰の施術

自宅で上記の応急処置を図りながら、当院にいらして頂ければ最新治療機器や手技により治癒を早め復帰を早める事が出来ます。
治療機器
当院の各種療法のご紹介はこちらをクリック

 

また、症状の改善に伴い「身体のバランスに対する施術」「日常動作の改善指導」を行い、再発予防の知識と実践を身に着けて頂きます。
運動療法
「再発予防」「姿勢改善」メニューのご紹介はこちらをクリック

6.院長おススメのギックリ腰対策グッズ

院長自身が実際に使用して「これは良い!」と思ったぎっくり腰対策グッズをご紹介します!

【MOGU抱き枕】
独特のフォルムで様々な寝姿勢が出来て、感触も気持ちいいです^ ^
(当院にも置いてあるのでぜひその感触を確かめて見て下さい。)
また、カバーが外せて洗濯もできるので清潔です!
五十肩の方にもおススメですよ。

【ストレッチングクッション】
純正品は、クオリティーは良いが高価。対して安物は多く出回っていますが品質はそれなりです。
何に対してもコストパフォーマンスを重視する私が様々なポールを吟味の上当院で採用した一番おススメのポールです。
ギックリ腰の予防だけでなく、肩こり、慢性腰痛、猫背改善、筋膜リリース等様々な目的に使用できますよ!

【ゆたぽん】
以前のブログで肩こり用としてご紹介しましたが、腰にあてればこれまた”しっとりとした温熱”で腰やおしりの張りや重さを気持ちよく取ってくれますよ!

 

【人生を変える幸せの腰痛学校 ―心をワクワクさせるとカラダの痛みは消える】
予防グッズと言いつつ「世界初! 読んで治す、腰痛改善のための物語」というびっくりするようなコンセプトの本ですが「認知行動療法」という現在科学的な研究が進められている最新治療法を物語として読める本です。
なんか小難しそうですが、物語形式でサクサクと読めて最後はちょっと感動して泣いてしまいました!(笑)
これですべてが解決するとは思えませんが、「痛み」とはこんな側面もあるのだなと楽しく学べた本でした!

7.まとめ

年末年始のギックリ腰のキーワードは
「冷え」「あせり」「疲労」「暴飲暴食」

予防法は
「体(特にお腹と腰)を温かく保つ」
「体幹の筋トレ&ストレッチ」
「質の良い睡眠&食事」
「日常動作の改善」です。

月並みの回答ですが、やはりこれに尽きるのです。

上記をぜひ実践していただき、幸せな新年を迎えましょう!
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↑当院もクリスマスツリーを飾りました(^^♪

Functional healing lab.
浜野接骨院
院長 平野勝彦

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