突然のこむら返り!部位別ストレッチ法を徹底解説(土踏まず・ふくらはぎ・すね・太もも)
- 2025年01月02日
- カテゴリー:健康コラム
こんにちは!浜野接骨院長の平野です。
寝ている時など突然、足の裏やふくらはぎ、太ももなどがつってしまうことってありますよね。
「あの痛みどうにかした~い!」と思っている方は多いはず。
今回はそんな悩みを解決するために、各部位ごとのストレッチ法を紹介します。
【目 次】
1. ふくらはぎがつったとき
2. 土踏まずがつったとき
3. すねがつったとき
4. 太ももがつったとき(もも前、もも裏)
5.最後に
1. ふくらはぎがつったとき
ふくらはぎがつるのは、特に寝ている間に多く見られます。
原因は、筋肉が縮んで硬直してしまうこと。痛みを軽減するためには、まず痛い部位を伸ばしてあげることが大切です。
**伸ばし方**
つったらすぐにアキレス腱を伸ばすことが有効です。👇
でも痛みが強くて届かない場合もありますよね。
その場合は、タオルを使って足の裏を引っ張る方法が効果的です。👇
タオルの端を足裏の指の少し下に引っ掛け、ゆっくりとタオルを引っ張っていきましょう。
数十秒間、痛みが和らぐまで引っ張り続けると、筋肉が根負けして緩んできます。
2. 土踏まずがつったとき
次に、寝ている間に「土踏まず」がつった場合です。これも痛みが強く感じられる部位の一つですね。
土踏まずがつった場合足の指を反らすことが効果的です。
**伸ばし方**
もし寝ている状態で土踏まずがつった場合、まずは手を使って足の指をグッと反らしてみてください。👇
届かない場合はうつ伏せになり、足の裏をしっかりと伸ばしてあげると、ふくらはぎと土踏まずを同時に伸ばすことができます。👇
この方法は非常にシンプルですが、効果が高いので覚えておくと便利ですよ。
3. すねがつったとき
すねがつることも多いですが、これは特に寝ているときに感じる痛みです。
すねがつった場合は、つま先を引き寄せる(足の裏側に曲げる)ことで痛みを軽減できます。
**伸ばし方**
寝ている状態であれば、横向きに寝たまま、つま先を引き寄せてみましょう。👇
これで筋肉が伸び、痛みが和らぎます。
さらに、起きている状態であれば、正座の姿勢をとり、片膝を上げることで、すねの前側をしっかりと伸ばすことができます。👇
このストレッチは、筋肉をしっかり伸ばし、痛みを解消するのに効果的です。
4. 太ももがつったとき
太ももがつると、特に痛みが強く感じられますよね。
太ももは前側と裏側などさまざまな筋肉がつることがありますが、それぞれに適したストレッチ方法があります。
**前側の太ももがつった場合**
うつ伏せになり、膝を曲げてつま先を持ち、足を後ろに引っ張ります。
可能な場合は、さらにつった側を上にして横向きになり反対側の踵でももを前から後ろに押し込みます。
この方法で、太ももの前側をしっかりと伸ばすことができます。
痛みが強い場合、無理せず少しずつ伸ばしていきましょう。
**裏側の太ももがつった場合**
太ももの裏側がつった場合は、足をまっすぐに伸ばして伸脚していきます。
この時つま先が真上を向いていることがポイントです。
この方法も、裏側の筋肉を効率的に伸ばすことができます。
**内側の太ももがつった場合**
太ももの内側がつった場合は、うつ伏せに寝て、つった側の脚を上に曲げていきます。👇
5.最後に
今回は、足がつった時の部位別ストレッチ法をご紹介しましたが、つったときの正しい対処法を知っておくことは、痛みを和らげる大きな助けになります。
日常的に水分を十分に摂取することや、筋力アップのために軽い運動を取り入れることも、予防には非常に効果的です。
そして「水分補給」や「筋トレ」などの予防策も重要ですが、もっと根本的な解決策としては生活習慣病の改善が不可欠です。
筋力不足や脱水、さらには熱中症や糖尿病、脊柱管狭窄症などの病気が、こむら返りを引き起こす原因となることがあります。
それぞれに適切な対処法がありますが、最終的には食事、運動、睡眠といった生活習慣を見直すことが、こむら返りの予防や改善には最も効果的です。
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生活習慣を見直すことで、根本的な健康の改善が期待できるので、ぜひ日常生活に取り入れてみてくださいね!